二作目 フォレストガンプ

この一か月の間、色々見てはいたんですが大体の人に「人生はそれを見るほど、長くはない」とお叱りをうけました。

腸が煮えすぎてジャムができそうなくらいだったんですが、あえてここは大好きな映画を早々に出したいと思います。


二作目

フォレストガンプ



1994年 製作 アメリカ

上映時間 144分

日本放映日時

1995年 3月 11日

監督 ロバート・ゼメキス

出演 トム・ハンクス、サリー・フィールド、ロビン・ライト、ゲイリー・シニーズ


あらすじ・解説

頭は少し弱いが、誰にも負けない俊足と清らかな心をもった男フォレスト・ガンプの数奇な人生を、アメリカ現代史と重ねて描き出していくヒューマンドラマ。

監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス。

主演にトム・ハンクス。

知能指数が人よりも劣っていたが、母親に普通の子どもと同じように育てられたフォレスト・ガンプは、小学校で優しく美しい少女ジェニーと運命的な出会いを果たす。

俊足を買われてアメフト選手として入学した大学ではスター選手として活躍。

卒業後は軍隊に入り、ベトナム戦争で仲間を救って勲章をもらい、除隊後はエビ漁を始めて大成功を収める。

しかし、幼い頃から思い続けているジェニーとは再会と別れを繰り返し……。

第67回アカデミー賞で作品賞ほか6部門を受賞。

ハンクスは前年の「フィラデルフィア」に続き2年連続で主演男優賞を受賞した。

※映画.comからまるぱくり

予告編


あらすじ・解説に書いてある通り、アカデミー賞を受賞した作品のため有名な作品なので、こんなところでかかずとも鑑賞されている方は多いと思いますが、個人的には今まで出会った映画の中で一番好きな映画なのでチョイスしました。


解説を見るとラブストーリーのように感じますが、明るく笑えるコメディ映画と認識していますが、見る人によってジャンルがかわりそうだなぁ・・・という映画。

どこか機会があれば見てほしいなぁと思っているので、ネタバレは控えめで紹介します。

※個人的な意見ですが原作は映画とはお話の流れが全く違うので、別作品として考えていただいたほうがいいです。

 


サックリ説明をすると、

まっすぐ育って壁にぶつかっても止まることのなかった元気な男の子の主人公:フォレスト何をやってもうまくいかず、壁にぶち当たっては:ジェニーのお話。

とは言ってもお話はフォレストが中心で、環境が少し変わるたびにジェニーと再会してお話が進むの繰り返し。

ちなみに時代設定が1950年代なので、少しずつフォレストの視点(子供のような心で損得や感情がない)からの言葉がでてきますが、ジョークが効いてて面白いです。

そんなお話ですが、中でも特徴的なのが、出てくる人物みんながみんな善い人ばかり。

フォレストの母親、ヒロインのジェニー、従軍したときに出来る友人・隊長、友人の家族

時に厳しい言葉をかけながらも、フォレストが劣っているからといって特別扱いをしない。

仲間はずれにするわけでも、優遇するわけでもなくただ一人の人として向き合ってくれる。

人々とつながりができるときに知能指数が低いことで子供のような行動をとり、周囲の人々が最初は身構えてしまうのですが、とっさの行動でみんなを笑顔にする瞬間はついついこちらも笑顔になってしまうような展開。



ご都合主義できれいごとばかりのようなお話ですが、それはフォレストがヒロインにいわれた言葉「走って!ただ走って!」と言われ、それをし続けた。

その結果・・・というお話であって、サクセスストーリーや爆笑や号泣なんてものはありません。

でも、どこか懐かしさや優しさを感じられる作品になっています。


※いじめっこに追われる中、ジェニーに「走って!ただ走って!」と言われ、走り続けた結果

大学生のラグビー部のフィールドに乱入し、ここからフォレストのお話は大きく変わっていきます。



最後に、この作品の中で私が最も好きなセリフで締めます。


My momma always said,”Life is like a box of chocolates. 
You never know what you’re gonna get.”

ママはいつも言ってた。

「人生は、ひと箱分のチョコレートみたいなものよ、何が起こるかわからないの」って。


フォレストのママは、人生なんてやってみなければわからない。

だからこそ、未来を悲観する必要はない。

フォレストの知能が劣っているからといって必ず悲しいことにはならない。

酸いも甘いも、含めて人生なのだから一喜一憂していないで、いろんなこと(いろんな味のチョコを)味わいなさい と。

優しく、時に厳しく、だけど怒ったり甘やかすのではない立派な母親でした。

もちろん母親だけでなく、たくさんの人の心に残る言葉がありますので

Amazon Primeの会員の方でしたら見放題になっていますから、どこかで機会があればみてもらえたらいいな~なんて思います。